流月とは?
流月は、その月の月柱の干支で月間の運勢を推算する方法です。命式・大運・流年の土台の上に、流月は時間分析をさらに精緻化し、出来事がどの月に起こるかを判断するのに用います。
流月干支の推算
流月は節気を境界とし(旧暦の初一ではありません)、月柱の干支には次のような法則があります。
- 月支は固定:寅(正月)、卯(二月)……丑(十二月)と十二支を循環する
- 月干は年干から推算する(五虎遁年起月法):
| 年干 | 寅月の月干 |
|---|---|
| 甲・己年 | 丙寅 |
| 乙・庚年 | 戊寅 |
| 丙・辛年 | 庚寅 |
| 丁・壬年 | 壬寅 |
| 戊・癸年 | 甲寅 |
流月の役割
流月は主に次のような用途に用いられます。
- 応期の特定:大運・流年でその年に何らかの出来事があると示されていても、流月でさらにどの月に起こるかを特定する
- 吉凶の精緻化:ある月の月柱が命式と合・衝を生じるとき、その月に変化があるサインであることが多い
- 流年分析の補完:流年だけでは具体的な時期を判断できないとき、流月で細かく見る
流月の判断方法
流月の干支が命式に入った場合、判断方法は流年と同様です。
- 月干・月支が命式の喜用神であれば、その月は順調
- 月干・月支が命式の忌神であれば、その月は障害が多い
- 月干・月支が命式と刑衝すれば、その月は変動の出来事がある
流月の限界
流月の影響範囲は約1か月で、具体的な時点を判断するための補助的な道具にすぎません——流月だけで判断することに過度に依存せず、命式・大運・流年と合わせて総合的に分析する必要があります。
流日・流時との関係
流月 → 流日 → 流時の順に精細さが増していきますが、的中率も順に下がっていきます。一般的な命理分析は流月までで十分実用的であり、流日・流時は極めて精密な上級の応用です。