流時とは?
流時は、現在の時辰の時柱の干支で運勢を推算する方法で、歳運体系の中で時間の粒度が最も細かい階層です。各時辰は約2時間で、1日には12の時辰があり、12地支(子時、丑時……亥時)に対応します。流時は最も細かい時間選択と応期の判断に用いられます。
流時干支の推算
時支は固定:子(23時-1時)、丑(1-3時)……亥(21-23時) 時干は日干から推算する(五鼠遁日起時法):
| 日干 | 子時の時干 |
|---|---|
| 甲・己日 | 甲子 |
| 乙・庚日 | 丙子 |
| 丙・辛日 | 戊子 |
| 丁・壬日 | 庚子 |
| 戊・癸日 | 壬子 |
流時の応用場面
- 極めて精密な時間選択:契約の締結、手術、出発など、具体的な開始の時辰の選択
- 応期の極めて精密な判断:命式・大運・流年・流月・流日がすべて出来事を指し示している場合に、流時で具体的な時辰を特定する
- 六壬・奇門などの上級の術:流時はこれらの上級の時間体系の基礎
流時の限界
流時は階層が極めて細かく、その的中率は前の階層(大運・流年・流月・流日)の共通の指し示しに大きく依存します。
- 前の階層にシグナルがなければ、流時が単独で大きな出来事を引き起こすことはない
- 一般の命理分析は流月までで十分であり、流時は上級の応用に属する
- 流時は「凶を断じる」よりも「吉を選ぶ」(吉時の選択)に多く用いられる
歳運時間階層のまとめ
| 階層 | 干支 | 時間範囲 | 用途 |
|---|---|---|---|
| 大運 | 各柱10年 | 10年 | 人生段階の基調 |
| 流年 | 太歳 | 1年 | 年間の吉凶 |
| 流月 | 月柱 | 1か月 | 月ごとの変動 |
| 流日 | 日柱 | 1日 | 日々の出来事 |
| 流時 | 時柱 | 2時間 | 精密な時間選択 |