身強

日干の力が強旺で、得令または得地・得勢があり、比劫・印綬が多く、命式の中の剋泄耗の力を担うに足る力を日干が持つ状態です。

身強とは?

身強とは、命式において日干(日元)の力が強旺であること、すなわち日干が命式の中で十分な助力と支撑えを得て、剋泄耗を担うに足るエネルギーを持っている状態を指します。

身強の判断基準

日干が身強である場合は通常、以下のうち一つ以上を満たします。

  1. 得令:月支(月令)が日干の同類五行の旺地であり、その月に当令して力が最も強い
  2. 得地:年柱・月柱・時柱の地支に日干の同類五行が多く見え、日干に根がある
  3. 得勢:命式の天干に比肩・劫財が多く、印綬が多く、助身の力が優っている

評価の方法:命式の中の助身(比劫・印綬)の力と、剋泄耗(官殺・食傷・財星)の力とを比較集計し、助身が多数を占めれば身強です。

身強の表れ

身強の命主は通常、次のような特徴を持ちます。

  • 体質が比較的良く、精力にあふれる
  • 行動力があり、自分の意見を持ち、他人に依存しない
  • 大きな事業のプレッシャーや人生の試練を担うことができる

身強の用神選定

身強は剋泄耗によって均衡を取る必要があります。

  • 官殺を用とする:旺じすぎる日干のエネルギーを剋して抑え、権威と実行力へと転化する
  • 食傷を用とする:旺んな日干の気を泄し、才能を発揮させる
  • 財星を用とする:日干が財を剋すことで、身強の力で財を管理する

身強が忌むもの

身強が忌むのは、さらに比劫と印綬を加えることです——すでに強旺であるのにさらに助力を加えれば、過剰になるだけで命式の均衡を失わせ、独善的になって他人の忠告を受け入れにくくなることもあります。

特に注意すべき点

身強は必ずしも良い命を意味しません——用神が大運や流年の支持を得られなければ、身強でも事業が阻害されることがあります。用神が適切で流年が順調に進んでこそ、真の発達の時機となるのです。

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