地支六害とは?
地支六害、略して「害」、「相穿」ともいわれ、地支の間の陰で損なう関係の一つです。衝の正面衝突とは異なり、害は側面からの牽制と破壊であり、多くは背後からの中傷、陰での妨害、関係の破壊などを主ります。
六害の対応表
| 害の組合せ | 対応関係(相合が衝かれて破られる) | 主な象徴 |
|---|---|---|
| 子 害 未 | 子丑合は午に衝かれて破れ、未に及ぶ | 陰での妨害 |
| 丑 害 午 | 子丑合は午に衝かれ、午未合は丑に破られる | 感情の阻害 |
| 寅 害 巳 | 寅亥合は巳に衝かれ、巳申合は寅に破られる | いさかいと妨害 |
| 卯 害 辰 | 卯戌合は辰に衝かれ、辰酉合は卯に破られる | 陰での損傷 |
| 申 害 亥 | 巳申合は亥に衝かれ、寅亥合は申に破られる | 絡み合いによる妨害 |
| 酉 害 戌 | 辰酉合は戌に衝かれ、卯戌合は酉に破られる | 損傷と破壊 |
六害が生じる仕組み
六害の本質は「合が衝かれて破れる」ことにあります。ある六合の一方が衝されると六合の関係が破れ、その波及を受けた第三の支が「被害」を受ける側となります。たとえば子丑が相合しているとき、午が子を衝すと、子が衝かれたことで丑の六合の相手(子)が奪われ、丑は損害を受けます。ゆえに子は未を害し(午未合についていえば、丑が午未合を破る)、丑は午を害します。
六害の影響
- 陰での妨害:害は衝ほど直接的ではなく、知らぬ間に関係を壊し、障害を作り出します。
- 背後のいさかい:命式に六害があると、人間関係における背後からの中傷、密かな企み、陰湿な人物の妨害を主ることが多いものです。
- 大運・流年で害に遇う:相害の大運や流年に入ると、関連する領域(財運、感情、事業)に目に見えない抵抗や裏切りに遭うことがあります。
六害の軽重
六害の力は一般に六衝より軽く、六破より重くなります。命理の分析において六害は補助的な判断として用いられ、可能性のある陰の損傷を示すものであって、決定的な主要な力ではありません。