地支相衝

子午、丑未、寅申、卯酉、辰戌、巳亥の六組の地支が対衝します。衝すれば力は激しく揺さぶられ、多くは変動を主ります。

地支六衝とは?

地支六衝とは、十二支のうち、数えて六つ離れた(すなわち相対する方位にある)二支の間に生じる対衝の関係で、計六組あり、「六衝」と呼ばれます。衝は二つの力の正面衝突を表し、多くは激変、動乱、不安定を主ります。

六衝の対応表

衝の組合せ五行関係性質
子 衝 午水が火を衝す水火の対衝
丑 衝 未土が土を衝す(丑の金庫が未の木庫を衝す)土土の相衝
寅 衝 申木が金を衝す金木の対衝
卯 衝 酉木が金を衝す金木の対衝
辰 衝 戌土が土を衝す(辰の水庫が戌の火庫を衝す)土土の相衝
巳 衝 亥火が水を衝す水火の対衝

六衝の影響

  1. 力の損耗:相衝する二支は力を互いに打ち消し合い、双方とも損耗します。
  2. 動乱と変化:命式の地支が相衝すると、その地支の象す人事や環境に変動が生じ、安定性が低下します。
  3. 庫を開く効果:辰戌丑未の四庫を衝すとき、墓庫を開いて庫に封じられた五行の力を解放できます。

六衝の喜忌

  • 喜神を衝す:衝された地支が喜用神であれば不利であり、喜用神が損なわれ、関連する人事に波乱が生じます。
  • 忌神を衝す:衝された地支が忌神であれば有利であり、忌神が制せられ、命式は緩和されます。
  • 衝と合の競合:ある地支が合されると同時に衝される場合、合と衝の力の強弱を判断する必要があり、力の強い方が勝ちます。これが「衝合」の複雑な局面です。

大運・流年における六衝

大運や流年が原局の地支と相衝する支をもたらすことは、命理の推断において最もよく見られる変動の引き金です。よくある例は次のとおりです:

  • 流年の子水が命式の午火を衝すと、午火の代表する十神(たとえば正官)が衝撃を受け、関連する人事に変動が生じます。
  • 流年が墓庫を衝せば庫が開いて力が解放され、財庫が衝されれば財運に変動が生じます。

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