伏吟とは?
伏吟とは、大運または流年の干支が、命式(原局)のどこかの柱の干支と完全に同じになり、「重なり」の局面を作ることをいいます。伏吟の字義は「うつぶせに呻吟する」ことで、抑圧・悲嘆・行き詰まりを象徴し、物事が足踏みして繰り返し循環し、なかなか突破できないことを主ります。
伏吟のタイプ
- 歳運が原局に伏吟:大運や流年の天干地支が、原局のある柱と完全に同じになること。命式に甲子があり、大運も甲子を通れば、甲子の伏吟となります。
- 干伏支吟:天干のみが重複する場合(または地支のみが重複する場合)にも一定の伏吟の効果はありますが、その力度は干支が完全に同じ場合には及びません。
伏吟の象徴的な意味
| 伏吟の柱 | 主な象徴 |
|---|---|
| 年柱伏吟 | 祖先、幼年期の過ぎた出来事の繰り返しや悩み |
| 月柱伏吟 | 父母、事業・仕事の停滞と内耗 |
| 日柱伏吟 | 日干自身、結婚の抑圧的な繰り返し |
| 時柱伏吟 | 子女、晩年の足踏み |
伏吟の実践的な影響
- 悲嘆と抑圧:この時期には気分の落ち込みや心理的な重圧を感じ、物事がなかなか前に進まないことがあります。
- 足踏み:その柱が表す領域(仕事・恋愛など)は突破が難しく、元の状態のまま循環することがあります。
- 内心の葛藤:伏吟には「自己対話」の象があり、心が絡み合い、決めかねてためらいます。
伏吟と反吟の比較
伏吟は繰り返し(相同)であり、反吟は対衝(相衝)であり、いずれも力の強い相互作用の仕方です。反吟の激烈さは通常、伏吟を上回りますが、伏吟の抑圧感のほうがより長く、しつこく続きます。