反吟

大運や流年の干支が原局のある柱の干支と天干・地支ともに相衝するのを反吟と呼び、激しい変動を主ります。

反吟とは?

反吟とは、大運または流年の干支が、命式(原局)のある柱の干支と天干が相衝し地支も相衝する、完全な対衝の局面を作ることをいいます。反吟の字義は「反転して呻吟する」ことで、激しい動揺と天地が覆るような変化を象徴し、命理における最も力の強い引動の仕方の一つです。

反吟の条件

  • 完全反吟:大運・流年の天干が原局のある柱の天干と相衝し、かつ地支も原局のある柱の地支と相衝するのを完全反吟と呼びます。命式に甲子の柱があって庚午の大運に出会えば(甲庚衝・子午衝)、完全反吟です。
  • 半反吟:天干のみの衝、または地支のみの衝では力は弱めですが、それでも反吟の象があります。

反吟の象徴的な意味

反吟は、その柱が表す領域に根本的な激変と反転が起こることを表します。

反吟の柱主な象徴
年柱反吟祖業、実家、土台の激しい変動
月柱反吟事業、仕事、父母の大きな転換
日柱反吟日干自身、結婚、健康への強い衝撃
時柱反吟子女、晩年の計画の激しい変化

反吟と伏吟の比較

  • 伏吟:干支が重なり畳み、エネルギーは抑圧され、停滞と悲嘆を主ります。
  • 反吟:干支が全面的に対衝し、エネルギーは激動し、激しい変動を主ります。

反吟の動揺の度合いは伏吟より高く、その時期に人生の重大な変故(離婚・失業・引っ越し・病気など)が起こることを示すことが多いのですが、旧い局面を打ち破って転機を迎えるきっかけになることもあります。吉か凶かは、喜忌と合わせて総合的に判断する必要があります。

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